回避型

回避型の恋人と付き合っていくコツは?試し行動などの対処法など

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以下では、回避型の恋人を理解し、より良い関係を築くためのヒントやコツを、親しみやすい文面でご紹介します。今回は、回避型の恋人との関係で出てきがちな「試し行動」の対処法についてもあわせて触れています。この記事があなたの恋愛のヒントになれば幸いです。


回避型の恋人ってどんな人?

不安型

回避型とは、心理学や愛着理論において「回避型愛着スタイル」と呼ばれる傾向を持つ人のことを指します。愛着スタイルは主に安全型・回避型・不安型などに分類されますが、そのなかで回避型の人は「人との距離感を保ちたい」という気持ちが強いのが特徴です。

  • 深い関係性に不安を感じる
    お互いに親密になるほど、心のテリトリーが侵害されるように感じる場合があります。
  • 一人の時間を大切にする
    誰かと一緒に過ごすより、自分の趣味や時間を優先することでストレスを回避することが多いです。
  • 自分の感情表現が苦手
    嬉しい・悲しいといった感情を外に出すと、相手にコントロールされるようで抵抗を感じる場合があります。

一見、クールで冷たく感じられることもありますが、本当に人を遠ざけたいわけではないのが回避型の難しいところ。あくまで「心理的な境界線を守る手段」として距離をとっている側面があるのです。


回避型の恋人あるあるエピソード

1. 連絡が少なめ or 遅め

「明日の予定を決めたいのに返信がこない」「おはよう・おやすみのメッセージすらない」ということもしばしば。連絡頻度が少ないと「本当に私のこと好きなのかな?」と不安になりやすいですが、回避型の人はそもそも「頻繁な連絡=愛情表現」とは考えていないことが多いです。

2. 将来の話や深い話が苦手

結婚の話や同棲の話、または過去のトラウマなど、心の奥底に踏み込まれると「逃げ腰」になりがち。自分の生活リズムや心の平穏が乱される予感に、不安を覚えるのです。

3. 感情を言葉にするハードルが高い

うれしい、悲しい、腹が立つなど、自然に言葉にできず、なんとなく「ポーカーフェイス」に見えることも。実際は心の中で感情が動いていても、それをどう表現していいかわからない、または表現しすぎると支配されるように感じてしまうので抑えていることがあります。


回避型の恋人と付き合う基本のコツ

1. 適度な距離感を大切にする

回避型の人にとっては「適度な距離感」が何よりも重要です。仲は良くてもベタベタしすぎるのはお互いのストレスになりがち。

  • 必要以上に干渉しない
    こまめな報告や連絡を強要すると、息苦しく感じてしまいます。
  • 一人の時間を確保する
    お互いがリラックスできる日を作ることで、逆に一緒にいる時間の大切さを感じやすくなります。

2. 相手のペースで親密度を高める

回避型の人は「急に親密になること」に抵抗を感じがちです。結婚や同棲、将来設計などは、話を進めるタイミングに注意しましょう。

  • 焦らない・急がない
    「この人なら信頼しても大丈夫だ」と思ってもらえるまで、無理に深い話をせず、少しずつ距離を縮めましょう。
  • 安心感を育む
    批判や否定をせず、気持ちを受け止めるコミュニケーションを心がけることで、ゆっくり心を開いてもらいやすくなります。

3. 自分軸をしっかり持つ

「私ばかりが構ってほしい…」と依存モードになると、回避型の恋人は余計に距離を取りたくなってしまいます。

  • 自分の趣味や仕事に集中する時間を大切に
    お互いが自分の世界を充実させ、余裕を持つことで、自然と心地いい距離感が保たれやすくなります。
  • 相手に過度な期待を抱かない
    すべてを相手に求めず、他の友人や家族、コミュニティなどにも目を向け、精神的に自立している状態を目指しましょう。

試し行動とは?

一般的に「試し行動」は、不安や寂しさを抱えた人が「本当に自分を受け入れてくれるのかどうか」を確認するために、わざと相手を困らせるような言動をしてしまう行為のことを指します。たとえば以下のようなものが挙げられます。

  • わざと冷たくする、連絡を絶つ
    相手の反応を見て「自分をどれだけ心配してくれるか」「本気で追いかけてくれるか」を試す。
  • 無理難題を押しつける
    過剰なわがままを言って相手の対応を観察し、「どこまで許容してくれるのか」を図る。
  • 極端なことを言う
    「別れる!」「もういい!」と一方的に宣言して、相手がどう出るかを探る。

ただし、回避型の恋人が試し行動をする場合は、いわゆる“ベッタリ依存タイプ”の試し行動とは少し違う形になることもあります。むしろ「自分のスペースを守るため、わざと突き放すような行動をしてみる」というパターンが見られます。これは「このくらい踏み込んできたら嫌かもしれない」という不安や、「それでも相手は自分を理解してくれるのか」を確かめたい気持ちの表れでもあるのです。


回避型の恋人が見せる「試し行動」の特徴

  1. 連絡をあえて途絶えさせる
    忙しいわけでもないのに、急に返事が来なくなる。これは「いったん距離を置いても相手はどうするか」を試している場合があります。
  2. 急に冷たい態度をとる
    何か決定的なケンカがあったわけでもないのに、態度が素っ気なくなる。心の奥で「このままじゃ窮屈かも…」と思ったとき、一種の防衛反応としてわざと冷たくすることがあります。
  3. 感情をあまり表に出さないまま不機嫌になる
    「何を考えているのか分からない」と思っていたら、急にそっけない。これは相手に踏み込みすぎられないようにする“無言のアピール”かもしれません。

試し行動への上手な対処法

1. 動揺しすぎず、穏やかに話を聞く

回避型の恋人が試し行動をしてくると、こちらも感情が揺さぶられてしまいがち。しかし、そこで感情的に反応すると、相手はますます「やっぱり近づくと面倒くさい」と感じてしまう可能性があります。

  • 相手の言葉や態度を正面から受け止めすぎない
    試すような発言に対して、必要以上にショックを受けたり落ち込んだりしないこと。
  • まずは相手が何を求めているのか想像する
    「距離を置きたいのか、それとも本当は心配してほしいのか?」といった背景を察するように意識してみましょう。

2. 相手の“不安”を和らげる姿勢を見せる

試し行動の根底には「本当に理解してくれるのか?」という不安が隠れています。回避型の場合は特に、「自分の領域に踏み込まれすぎる不安」が大きいことも。

  • 「あなたのペースを尊重しているよ」というサインを出す
    具体的には「もし一人になりたいなら、そうしていいからね」「仕事や趣味が大変なら、無理に連絡しなくていいよ」と伝えるなど。
  • 相手が落ち着けるタイミングで話し合う
    お互い余裕があるときに「さっきはちょっとびっくりしたよ。どうして急に冷たくなったの?」と優しく切り出すと、話し合いがスムーズになるかもしれません。

3. 一貫した態度を心がける

試し行動に振り回されて、こちらの態度がコロコロ変わってしまうと、相手の不安はさらに増してしまいます。

  • 「好き」「信頼している」という軸はブレない
    試し行動をされても、基本的なスタンスとしては「あなたが大切」というメッセージを崩さないようにしましょう。
  • 感情的に責めすぎない
    「なんでそんなことするの!」と怒鳴ったり、言い合いになったりすると、相手はさらに距離を置きたくなります。

4. 自分自身のケアも大切に

試し行動をされる側も、かなり心が疲れてしまうことがあります。常に相手の不安に寄り添ってばかりでは、こちらが消耗してしまうのです。

  • 友人や家族に相談して息抜きを
    信頼できる人に話を聞いてもらうことで、気持ちが整理されやすくなります。
  • 自分の趣味やリラックスできる時間を確保する
    お互いが健全な距離感を保つためには、自分のメンタルを整えることも大切です。

長期的に見ると大事なポイント

  1. 境界線を尊重するコミュニケーション
    回避型の恋人は「自分の領域を大切にしたい」という思いが強め。相手が大事にしている空間や時間を否定しないようにしましょう。
  2. 相手を変えようとしすぎない
    「もっと構ってほしい」「もっと感情を出してほしい」と強く求めすぎると、かえって逆効果に。少しずつ自然に打ち解けてもらえるように、焦らず進めていくのがベターです。
  3. 試し行動は相手の“心のSOS”でもある
    回避型にも、不安や孤独を感じる瞬間はあります。ただし、それをストレートに表現するのが苦手だからこそ、遠回りな形で「試す」行動になりやすいのです。頭ごなしに否定するのではなく、「なんだか不安だったのかな」「距離をとることで自分を守りたかったのかな」と受け止めてあげる姿勢が大切です。

まとめ

回避型の恋人と付き合っていくコツは、相手のペースや距離感を尊重しながら、ゆっくりと安心感を育むこと。そのうえで、もし試し行動をされても、大きく動揺しすぎずに「相手の心の裏側にある不安や葛藤」を想像しながら対応することがポイントです。

  • 一人の時間が必要なことを理解する
  • 将来の話や深い話題は焦らずタイミングを見計らう
  • 試し行動が起きたときは、穏やかな姿勢で受け止める
  • お互いの境界線を尊重しつつ、自分自身も大切にする

「もっとこうしてほしい」と感じることは多々あるかもしれませんが、回避型の恋人はそれでもあなたを大切に思っている可能性があります。ただし、彼らの愛情表現はわかりやすいものではないかもしれません。むしろ、一見冷たい態度や連絡の少なさが目立つだけに不安になりがちですが、そこを理解して「彼らなりの距離のとり方」に合わせてあげると、少しずつでも心を開いてくれる瞬間が増えてくるはずです。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、お互いが健全な距離感を保ちながら、自分らしくいられる関係を築けるようになると、それは長続きする安心感のある恋愛へとつながります。試し行動も、回避型の恋人にとっては「不安」の現れであることが多いので、その裏にある気持ちを汲み取りながら、ゆっくりコミュニケーションを図っていきましょう。

一方で、あなた自身が大きなストレスを抱えてしまわないよう、自分の世界もしっかり大切に。お互いが自立しつつ支え合える、そんな素敵な関係を目指してみてくださいね。

ABOUT ME
村田美咲
村田美咲
Buzzle編集長
東洋英和女学院大学人間科学部臨床心理コース卒業。
大学院進学後心理士および臨床心理士の資格を取得。現在は心理学に関してのライターとして活躍中。
一児の母であり、育児の観点からも愛着スタイルについて発信中です。
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